オーダーバッグ(やり直し)
「こんなバッグが欲しい」
依頼主様より
画像で依頼をお受けしして
職人に画像を見せて
使う皮の指定(こちらから伝えることもあります)と
金額を確認します。
金額など出た時点で
依頼主様に、金額や納期をお伝えします
ここで
「作ってください」と依頼をしていただけたら
作成となります。
今回は
職人さんも
『90%再現できたらいいと思います』と自信なさげ
もちろん、その旨も依頼主様にお伝えします
この時点では
私も90%に超不安
でも、私は作れないので
信頼するしかありません
職人さんは
いろんな性格の方がいます
今、メインでお願いしている職人さんは
まず、確認!をしてくれます
作る予定の型紙の確認です
オーダーの商品の金額が高いのは
型紙を1度しか使えないからです
これは天然素材のバンブーです
同じものがないので
幅、高さなど
依頼主様にも確認をとります
そして実際に作り出します
さて
90%・・・・・・・・不安
約一ヶ月
出来上がったバッグは
90%どころが
私的には
違うもの
思わず
「ヤカンかよ!」
と言ってしまった
問題点は1つ
指示ができなかった?というか
そこかぁ〜?という場所の問題
バンブーの幅が広すぎるんです
バッグの幅に比べて
ハンドルの幅が広いから
バッグの中心に凹みができません
もう・・・・・
まずはハンドルの交換
それでもダメなら
作り直しです
ご依頼主様にも
「キャンセルも可能です」
と伝えます
なぜなら
納期が遅れるからです
ただ、「待ちますよ」と言っていただけました
感謝しかありません
そして
ハンドル交換
これが90%の再現なら納得
大事にならなくて良かった
もちろん
ロゴなどは付きません
皮も、今回はカーフではなくゴートです
到着はまだですが
入荷したら
まずは革のメンテナンスをして
お渡し準備です
正直
ご依頼を受けてお渡しまで
胃がキリキリします
「喜んでいただけるか」
それが本当にいつも気になります
なので
オンラインショップを作ったのですが
(顔を合わせなねれば、感情がないかと)
オンラインでも
注文されて、商品が到着して
お礼のメッセージや
何も問題がないことが確認できるまで
胃がキリキリします(笑)
やっぱり
人に関わる仕事は
どんな仕事でも
喜んでもらいたい!が1番なのかもしれません
胃がキリキリする仕事
辞めたい(笑)
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